
どもども~ てきとー館長でーす (´0ノ`*)

いやいやいや~ (ノ´▽`)ノ

学生諸君!!
バイトしてますか~

ワタシも昔は
いろいろ バイト
やってたな~

いろいろ
オソロシイ 目にも

あいました
あれは
そう

ワタシが
とある、工務店で バイトをしていた時のこと。
ま バイトですから
たいしたことは やってないワケで

おもに、下働き & 使いっパシリ ですネ。
ある冬の日の 昼下がり

ワタシは、親方に 呼ばれました。










【こうかちょう】 と読みます
現在は合併により、『甲賀市』 となっている その町は
そう
あの 甲賀忍者の里







調光電球、てのは

スイッチを にゅー と回すと
明るさの変わる電球 ですネ。
そこらに売ってる電球では、その照明器具には
付けられない、というワケです。。












ホレ、と地図を渡され
ワタシは、京都市内の 事務所から
50ccの バイクに またがって

電球 1コ持って

出発いたしました。


あれは、何月だったのか
よく覚えてないのですが
とにかく、寒い日でした。

単車に乗る方なら
おわかりと思いますが

冬のバイクは
とにかく 寒い ( ̄Д ̄;;





それなりに、冬のカッコは してたものの
まさか 忍者の里まで 原付バイクで
行くハメは 想定しておらず

途中で すっかり凍えてしまった ワタシ




国道ぞいにあった、コンビニに 駆け込み
スポーツ新聞を 3部くらい買い込んだワタシは
ズボンの中に 大スポ を巻き込み

服の中にも 日刊スポーツ を差し込んで
再び 出発



そんなこんなで
途中で 地図を見ながら 道路標識を確かめつつ

ようやく 甲賀町に。


さすがは 甲賀忍者のふるさと

そこは うねうねと続く 山道。
最後に確認した、
【県道○○号】 (何号か忘れました) の標識は

サビついて ほとんど木の枝に 埋もれておりました。
その時
なんとなく
イヤ~な予感が、したのです・・・( ̄ー ̄;

京都から 60キロ と いっても
はじめての しかもそんな山奥。

結局、2時間以上かかって
ようやく、お客様の おうちに
たどり着いた時には
すっかり 夕方に なっておりました。





早く 帰りたいんだけど・・・とも言えず
出していただいた、お菓子とお茶を いただき

ココと ココと ココんとこ
あんたんとこの工務店で、やってもらったんヤデ

みたいな話を うかがい
ありがとーございましたぁー

外に出た時には
どっぷり 日が暮れておりました



その時 ワタシは
そのあとに 待ち構えている
おそろしい運命を

知るよしも ありませんでした

お客様の おうちから
また原付バイクに またがり

出発した ワタシ
少し走っただけで、
民家の明かりは ひとつも なくなりました

山道の中に、突入したわけです。
信号どころか、
街路灯も ナイ

まっくらけ の中
原チャリの ライトだけが

山道を照らします。


そして
ワタシは
ある重大なことに
気づきました。


・・・そう
最後に見た、山に埋もれかけの

唯一の目印だったであろう、
サビついた 道路標識。
まったく どこにあるんだか
わかんにゃい (/TДT)/

え えらいこっちゃ~っ


すでに いくつかの 枝分かれの道を
通ってきた ワタシ

お客様の家に 引き返す道も
もー わかんにゃい
今みたいに
ケータイなんて もちろん にゃい

(てか、あったとしても 余裕の圏外ですけど)
見えるのは
原チャリの ライトが照らす 暗闇 ダケ・・・

いったい どっちに向かえば
国道に
出られんの

遭難ぢゃっ (ノ´▽`)ノ


どうしよぅ・・・( ̄_ ̄ i)
ワタシは 思わず
天を あおぎました。

と
そこには、今まで 見たこともないよーな
降るような
満天の 星空。





さすが 真冬の山奥ヤナ~( ̄▽+ ̄*)
・・・てか そんなバヤイ じゃ ナイっちゅーの・・・

ワタシは、星空に圧倒されながら
しばらく 固まっていたのですが・・・


その時 まるで 流れ星のごとく
ワタシの脳裏に

ヒラメキが

ほ・・・

そうです
若き日に 教わった 北極星の見つけ方

北極星を探し
北を 特定できれば

甲賀町から、北の方角にある
国道1号に、出れる!!ヾ( ̄0 ̄;ノ =3

たすかる


街中では わりとすぐ、見つかるであろう
その星座
山奥の、夜空の星が 多すぎて


なかなか見つかりません


ガッコで、教わったやり方を
忠実に、やるワタシ



そう ワタシは
北への道しるべを

手に入れたのです!!
よっちゃ~っっ(≧▽≦)


そこから
ワタシは、国道を目指して 走り出しました

山道が、うねうねと ひん曲がり 枝分かれするたび
満天の夜空を見上げ

北斗七星を探し 北極星を探しあてて・・・
ひたすら
北を目指したのです・・・

あれから
どれくらいの、月日が流れたのでしょう

今も、冬の夜空を 見上げるたび
あの日の まるで
太古の昔の、旅人のような
星降る夜の 長い旅路と

無事に 国道に、たどり着いたときの
なんだか よくわかんない
ヒーロー気分を (だれも助けてないけど)

思い出すのです。

以上
『適当館長 星空浪漫飛行』 より
てきとー館長でした:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

えーっ 今日はそれで終わりかぃ !(´Д`;)


ちゃんちゃん


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